2026年7月場所を振り返って 三賞に関して

 三賞は殊勲賞は東前頭筆頭の藤ノ川が初受賞となった。また三賞は今年3月場所で技能賞を受賞して以来2場所ぶり3度目となった。14日目終了時点で7勝7敗であり、千秋楽に勝って勝ち越しての受賞となった。不振だったとはいえ序盤に両横綱を倒しており、文句なしの受賞と言える。

 敢闘賞はまずは関脇熱海富士が無条件で受賞となった。成績は12勝3敗であり、敢闘賞は3場所ぶり4回目の受賞となった。優勝決定戦で敗れており、今度こそは初優勝といきたい。そして平幕で優勝争いに絡んだということで琴栄峰ー尊富士の勝者と獅司、高安、藤凌駕の5人は勝てばという条件付きとなった。そのうち尊富士に勝った琴栄峰と高安が受賞した。琴栄峰は東前頭7枚目であり、初の三賞受賞となった。また先場所も勝てばという条件付きでの敢闘賞だったが敗れて逃しており、今回はしっかりと受賞を決めた。成績は11勝4敗だった。高安は西前頭7枚目だったが昨年3月場所以来の三賞受賞となり、7回目の敢闘賞受賞となった。また三賞受賞は通算14度目となり、鶴ヶ嶺、朝潮(元大関)、貴闘力に並び史上4位となった。今場所は新三役の義ノ富士に勝っており、力はまだまだ健在である。勿論三賞受賞回数は伸ばせそうだが、やはり悲願の初優勝を目指したい。成績は11勝4敗だった。

 技能賞は今場所大関から陥落した安青錦が3場所ぶり4回目の受賞となった。成績は12勝3敗だった。なお1場所で大関に復帰した力士の受賞は過去に例がない。また協会側が挙げており、技能に加えて強靭な精神力が高く評価され、前例を覆す結果となった。