目指すは貴景勝! 若ノ勝 過去の栃木県出身力士に関して 元関脇・北勝力 引退後までと相撲の取り口

 2002年1月場所に十両に昇進すると十両を2場所で通過し、同年5月場所で新入幕となった。この場所は11勝4敗の好成績で敢闘賞を受賞した。そして2004年5月場所は三大関全員に勝ち、朝青龍の連勝を35でストップさせる大活躍の場所となった。この場所は13勝を挙げ、決定戦にも進出した。また殊勲賞と敢闘賞を受賞し、次の7月場所で新関脇に昇進した。しかしこの場所は3勝12敗と大敗し、結局三役はこの一場所のみとなった。

 その後2011年5月技量審査場所で幕下に陥落すると5月14日に引退を表明し、年寄・谷川を襲名した。10年前から痛めていた首の状態や、医師から相撲を辞めた方がいいと進言されていたのも理由である。また幕内在位は49場所だった。

 そして2018年6月に八角部屋から古巣でもある九重部屋への移籍が発表された。現在は九重部屋の部屋付き親方として力士の指導に当たっている。

 立ち合いからモロ手で突いて、のど輪からそのまま一気に押して出る相撲は威力があった。またツボにはまれば電車道で勝負を付ける豪快な取り口であり、インパクトがあった。一方四つ相撲は苦手としており、一度組まれると成す術なく負けることがほとんどだった。そして腰が硬い上に足が長かったので腰高な仕切りとなり、自分の呼吸で立とうとするため突っかけることが多かった。取り口も非常にわかりやすく、私的には強く印象に残っている力士である。

続く