2026年3月場所個別評価 若元春
今場所は3勝12敗という成績に終わった。7連敗スタートとなり、8日目の美ノ海戦は土俵際での右小手投げで仕留め、ストレートの負け越しは免れた。そして後半戦は10日目に豊昇龍に敗れて負け越しが決まるとその後も黒星が増え、巻き返すことができなかった。
先場所も5連敗スタートであり、初日を挙げたのは6日目だった。そしてその後は白星を重ね、千秋楽に勝ち越しを決めた。しかし今場所は先場所以上に連敗が続いた上に巻き返すきっかけさえ掴めなかった。相撲内容も得意の左四つに組み止める相撲を取らせてもらえなかった。千秋楽の欧勝馬戦で突き立てて押し込んだ内容が象徴している。また勝った相撲も投げ技、引き技と逆転のうっちゃりということで本来の相撲からは程遠かった。
来場所は平幕から出直しとなるが、巻き返しが期待される。番付的には上位力士との対戦から外れる位置となりそうなので二桁勝って欲しい。年齢は32歳とベテランの域に入ってきたが高安は36歳で三役で奮闘しており、老け込む齢ではない。そして来場所こそは左四つに組み止める力強い相撲を観たいところだ。
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