大の里の今後を占う 意識の高さ
期待できるのは能力だけではない。津幡小を卒業後、新潟県糸魚川市の能生中に進学した。地元に残っても相撲を取れる環境だった。しかし県外に出ることを決めたのは「相撲だけに集中する」ためだ。また元横綱稀勢の里が率いる二所ノ関部屋を入門先に選 ...
大の里の今後を占う 相撲の取り口と課題
体当たりからの強力な突き押しが一番の武器である。また右差し狙いの立ち合いもあり、差して前に出る相撲も取れる。右四つが得意だが左四つでも取れるタイプである。
特筆すべきは二の矢の押しである。二の矢の押しで相手が一気に後退 ...
大の里の今後を占う 来歴 三役昇進まで
11月場所は東十両5枚目となったが13日目に10勝目を挙げ、この時点で新入幕の可能性が高まった。優勝決定戦では琴勝峰に敗れたものの、相手を圧倒する内容が多く、改めて潜在能力の高さを見せつけた。
2024年1月場所は新入 ...
大の里の今後を占う 来歴 新十両の場所まで
2023年4月6日に母校の海洋高校で入門会見を行った。そして四股名は大正時代の大関の大ノ里萬助や師匠の二所ノ関親方が出世した時に案に上がった四股名の「大の里」となることが発表された。また本人は二所ノ関部屋を選んだ理由として、部屋の所 ...
大の里の今後を占う 来歴 高校時代~初土俵まで
新潟県立海洋高校では高校3年で選抜高校相撲十和田大会を制したが、全国優勝は1回のみだった。「全国大会で二度以上優勝で来たら角界。できなければ進学」との自身の取り決めに従って日本体育大学に進んだ。
大学1年次の2019年 ...
大の里の今後を占う 来歴 中学時代まで
大の里は3月場所で新小結となり、所要6場所での三役昇進ということで昭和以降では歴代2位のスピード記録となった。体格に恵まれている上にスピードがあり、将来の横綱候補である。それでは大の里を紹介したい。
大の里は石川県河北 ...
2024年3月場所個別評価 時疾風
今場所は東十両筆頭であり、自己最高位となったが8勝7敗で勝ち越した。前半戦は4勝4敗で折り返した。そして後半戦も一進一退の星勘定が続き、7勝7敗で千秋楽を迎えた。千秋楽は勝ち越しと同時に新入幕が懸かる大事な一番となったが白熊を寄り切 ...
2024年3月場所個別評価 尊富士
今場所は東前頭17枚目であり、年6場所制以降では最速タイの前相撲から所要9場所での新入幕となった。そして13勝2敗の成績で新入幕優勝を果たすと同時に史上6人目となる三賞総ナメとなった。初日から白星を並べると8日目に勝ち越しを決め、単 ...
2024年3月場所個別評価 大奄美
今場所は西前頭16枚目であり、6度目の入幕となったが7勝8敗で負け越した。4連敗スタートも5日目からは6連勝し、白星が先行した。そして13日目に7勝目を挙げるも終盤は連敗し、負け越しが決まった。
左膝を痛めており、得意 ...
2024年3月場所個別評価 狼雅
今場所は西前頭15枚目であり、再入幕となったが7勝8敗で負け越した。連勝スタートを切り、前半戦は4勝4敗で折り返した。そして後半戦は13日目に7勝目を挙げ、勝ち越しに王手を懸けた。しかし残り2日は連敗し、幕内初の勝ち越しはお預けとな ...