目指すは武双山! 藤凌駕 同部屋の藤青雲の存在

 年齢は藤青雲の方が5つ上である。また大卒は同じだが藤青雲は卒業後社会人を経て前相撲からデビューしている。現在の力関係は分からないが、2026年3月場所前の稽古では藤青雲が藤凌駕を圧倒していたみたいだ。経験値は藤青雲の方が上であり、得意としている立ち回りの上手さも藤青雲の前では通用しないということかもしれない。よって今後も高い壁となって立ちはだかりそうだ。ただ年齢は違えど三役経験がないのは一緒であり、切磋琢磨しながらお互いが強くなるのが理想である。

 一方藤青雲の側に立てば藤凌駕が入門した当初は十両だった。しかし一進一退の状況が続いており、番付運に恵まれず新入幕が見送られたこともあった。そして藤凌駕が一気に駆け上がってきたこともあり、同時新入幕となった。はた目には藤凌駕に追い立てられて番付を上げたようにも見える。そして新入幕の場所は藤青雲は10勝を挙げて敢闘賞を受賞した一方、藤凌駕は負け越し、明暗が分かれた。しかしこの後は藤青雲は2場所連続で負け越したのに対し、藤凌駕は2場所連続で二桁勝利をマークした。そして2026年9月場所は藤凌駕が西前頭4枚目、藤青雲が東前頭7枚目となり、初めて藤凌駕の番付が上になった。このまま追い抜かれれば先輩力士としての立場がなくなるので、巻き返しを期待したいところだ。

続く