なぜ炎鵬は関取復帰できたのか? 炎鵬の来歴 序ノ口~新十両昇進まで

 初めて番付に名前が載った2017年5月場所は7戦全勝で序ノ口優勝とした。次の7月場所は序二段に上がり、7戦全勝とすると優勝決定戦では幕内経験者の舛乃山を下手投げで破り、優勝を決めた。またこの場所から四股名の下の名前を本名の友哉から「晃」に変更した。この名前は道場の5年先輩で大相撲入門の9年前にオートバイ事故で死亡した道場時代に慕っていた人の名前をもらったものである。三段目に上がった9月場所も7戦全勝した後優勝決定戦を制して三段目優勝を果たした。

 次の11月場所は西幕下14枚目に上がり、全勝なら関取昇進の可能性もある番付となった。しかし1番相撲で三役経験者の常幸龍に敗れ、連勝が21でストップした。また常幸龍は序ノ口デビューからの連勝記録27を持つ力士であり、記録保持者に更新を阻止される形となった。しかしその後は立て直し、5勝2敗で勝ち越した。

 翌2018年1月場所は東幕下6枚目で4勝3敗で勝ち越した。通常なら関取に昇進できる成績ではないが、十両からの陥落者が多い事情もあり、場所後の番付編成会議で3月場所での新十両が決定した。幕下付け出し入門者を除けば、所要6場所での十両昇進は史上最速タイのスピード出世となった。

続く