義ノ富士に追いつけ! 藤青雲 部屋の紹介 注目力士 藤天晴

 鹿児島県奄美市出身で年齢は19歳である。また身長172センチ、体重139キロであり、押しを得意としている。樟南高校3年次には全日本相撲選手権で大学生や社会人を破り、ベスト8に進出した。そして全日本選手権の実績により、史上初となる高卒での幕下付け出しとして2025年3月場所で初土俵を踏んだ。また同部屋の藤凌駕と一緒に付け出しでのデビューとなった。

 入門から3場所連続で勝ち越したが西幕下6枚目に番付を上げた9月場所では2勝5敗と初の負け越しを喫した。しかし2026年1月場所は初の幕下5枚目以内となる西幕下3枚目で5勝2敗とし、翌3月場所での新十両昇進が決定した。また四股名を本名の福崎から部屋の名前の「藤」、晴れ渡る空のように大きくなり、見ていただける方に「あっぱれ」と言われるようにという思いが込められた「天晴」を合わせた「藤天晴」に改めることが発表された。また2023年の制度改正以降に高校生で幕下付け出しが適用された力士からは初の十両昇進者となった。そして師匠と同じ銀ねずの締め込みで土俵に上がった。この場所は5勝10敗に終わり、関取の座を1場所で明け渡した。同年5月場所は西幕下筆頭となっている。

 特徴としては回り込むのが非常に上手く、そのスピードが速いことが挙げられる。ただ師匠が指摘するように前に出る圧力が弱く、勝負勘と運動神経の良さだけで勝っている印象がある。よって前に出る相撲が取れるようになれば更に楽しみな存在となりそうだ。

続く