2021年3月場所を振り返って 三賞など
三賞は大関復帰を決めた照ノ富士が3回目の殊勲賞を受賞した。敢闘賞は明生と碧山の2人。ともに千秋楽に勝てばという条件付きだったが勝って受賞を決めた。明生は初の三賞受賞である。2大関を破っての2桁勝利であり、力を付けてきている。碧山は4 ...
2021年3月場所を振り返って 優勝争い その2
14日目。高安は翔猿戦だったが翔猿の突き押しを凌ぎ、左四つに組み止めた。これで高安が勝ったかに見えた。翔猿は捨て身の右蹴返しを繰り出すと高安はこらえて一気に前に出た。しかし土俵際で翔猿が寄り倒されながら右に捻ると高安は左膝から崩れ落 ...
2021年3月場所を振り返って 優勝争い その1
優勝争いに関しては8日目終了時点では小結高安が1敗で単独トップに立ち、2敗で関脇照ノ富士と平幕の千代の国が追いかける展開となった。また8日目は1敗同士で照ノ富士と高安の直接対決となったが高安が勝ち、優勝争いの主導権を握った。 ...
2021年3月場所を振り返って 両横綱について
大相撲春場所は関脇照ノ富士が12勝3敗という成績で3度目の優勝を果たすと同時に21場所ぶりの大関復帰を決めた。一時は序二段まで番付を下げながら大関復帰にこぎつけたのは本当に素晴らしい。しかし優勝に関しては照ノ富士が優勝したというより ...
なぜ御嶽海は大関に上がれないのか? 続編 その4
5月場所に関しては本人が何度も言っているが、2桁勝利を挙げ、大関昇進に向けての起点を作りたい。また3月場所中に鶴竜が引退したので大関に上がれるのはあと一人である。そして枠が埋まれば今度は大関の座から誰かを引きずり降ろす必要が出てくる ...
なぜ御嶽海は大関に上がれないのか? 続編 その3
そして関脇、小結戦である。
関脇 照ノ富士 4(ー1)ー8
隆の勝 1-5
小結 高安 6-17
大栄翔 8-7
3月場所の番付なので照ノ富士は関脇で ...
なぜ御嶽海は大関に上がれないのか? 続編 その2
さて今回調べたのは役力士との対戦成績である。まずは横綱である。
白鵬 4(ー1)ー11
鶴竜 6(ー1)ー8
ー1は不戦勝である。負け越してはいるものの白鵬には3回、そして鶴竜には5回勝って ...
なぜ御嶽海は大関に上がれないのか? 続編 その1
御嶽海が大関になれないのは角界の七不思議の1つである。相撲ファンから実力を認められているだけでなく、力士間でも認められている。前回は入門までの経緯や部屋の環境、相撲内容などを分析したが今回は違った角度から見ていきたい。その前に御嶽海 ...
2021年1月場所個別評価 明瀬山
29場所ぶりの幕内復帰となったが9勝6敗という成績だった。初日から6連勝と好スタートを切った。しかし7日目からは5連敗。それでも本人はあまり気にしていなかったようだ。12日目からは再び連勝し、13日目に幕内では自身初めてとなる勝ち越 ...
2021年1月場所個別評価 琴ノ若
今場所は再入幕だったが10勝5敗の好成績だった。また幕内では初となる2桁勝利となった。前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦も白星を伸ばし、12日目に勝ち越しを決めた。14日目は豊山を押し倒しで破り、白星を2桁に乗せた。千秋楽は ...