2026年7月場所を振り返って 優勝争い 11日目 豪ノ山ー安青錦戦
もう一人の1敗の安青錦は豪ノ山戦だった。意外にもこれが初顔合わせとなる。相撲は安青錦が当たってすぐに左前廻しを取ると左へ回って上手出し投げで崩すとそのまま寄り切った。また出し投げの際に安青錦の右手がマゲを掴んだようにも見えたが、物言いは付かなかった。
安青錦は10勝目となり、大関特例復帰を決めた。また大関特例復帰は8例目となるが、2019年9月場所の貴景勝の12日目での到達を上回り、最速到達となった。
相撲に関しては最初から左前廻し狙い一本の内容だった。左足首を痛めているので前に出ることはできない。しかし出し投げなら打てるということでセオリー通りの相撲が取れた印象がある。足の状態は傍目から見ても良くなく、その中で結果を残す精神力は凄いとしか言いようがない。
またマゲ掴みに関しては掴んではいなかったと思うが最近は厳しくなっており、その意味で物言いは付けた方が良かったという意見である。この部分は大相撲の曖昧さであり、今後もおそらく変わらないものと思われる。
11日目終了時点で1敗は安青錦一人となり、単独トップに立った。そして2敗で霧島、高安、琴栄峰、尊富士、獅司の5人が追う展開となった。安青錦は横綱戦は終えているものの霧島戦を残しており、左足の状態もあって有利とまでは言えない。よって優勝争いはまだまだ分からないと見ていた。
続く
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