頭を上げない男! 旭海雄 大島部屋の紹介 元大関旭國が師匠の時代

 1979年9月場所限りで現役を引退した立浪部屋所属の元大関旭國は年寄・大島を襲名し、立浪部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていた。その後1980年1月に分家独立して大島部屋を創設し、同年3月場所に新弟子約10人でスタートした。

 大島親方は第63代横綱旭富士や小結旭道山、小結旭豊をはじめ多くの関取を育て、部屋では立浪一門の中核的な存在となった。また1992年には、モンゴルから6人の新弟子を迎え入れ、現在まで続くモンゴル人力士の隆盛の先駆けとなった。その中から旭鷲山が小結に、旭天鵬が関脇まで昇進した。

 1996年には旭道山が衆議院議員総選挙に現役力士として出馬して当選し、代議士となって力士を廃業した。また旭鷲山も現役を引退した後、2008年6月にモンゴルの国会議員になった。

 2012年、大島親方は65歳となったため、誕生日前日の4月24日限りで日本相撲協会を停年退職した。停年にあたっては、2007年に日本国籍を取得した旭天鵬が引退して部屋を継承することで大島部屋を存続させる計画もあった。しかし旭天鵬は現役続行を希望していたため、結局4月24日付で大島部屋は閉鎖されることになった。

続く