朝乃山について その6

・筋力アップのためのトレーニング、読書など

 これはBS大相撲中継で実況の人が語っていたが、時津風部屋では去年の5月、土俵での稽古ができなかった時に筋力トレーニングをしていたみたいだ。そしてその成果が出てきているようである。部屋頭の正代は9月場所後に大関に昇進した。また筋力トレーニングを具体的に考えた幕下の将豊竜は1月場所は自己最高位で6勝を挙げ、新十両が目前である。それと同時に自分に合ったサプリメントを調べ、摂取しているようである。こういったことが所属する高砂部屋で行われているかは分からないが、朝乃山にとっては関取との稽古ができないので考えていい部分だと思う。また自身が率先して行ってもいいし、若手力士の提案に乗るのもアリだと思う。先程言ったこととは矛盾するが、技量不足を技の向上で補うのではなく、パワーで圧倒するというのも一つの選択である。長所を伸ばすという点では筋力アップは朝乃山には合っていると私は思う。

 またこの状況なので外での付き合いもほとんどないはずである。相撲に関する事でなくてもいいので読書をすれば今後何かの役に立つかもしれない。読書でヒントが得られることも多いので、気分転換でもいいので本を読むことを勧めたい。

続く