2023年7月場所 大関に上がれるのは誰か? 初めに

2023年7月13日

 2023年7月場所は5月場所後に協会幹部が三関脇の7月場所での大関獲りを公言した。これは極めて異例のことである。5月場所は四関脇であり、千秋楽に大栄翔が10勝目を挙げたので四関脇全員が二桁勝利となり、史上初となった。また場所後に霧馬山が大関に昇進したので7月場所は三関脇となる。そして三人共に二場所連続で二桁勝利を挙げているので文句なしの大関獲りの場所である。佐渡ヶ嶽審判部長は、仮に前代未聞のトリプル昇進となり五大関になったとしても「そういう時代もあっていい」と問題にしなかった。成績さえ伴えば大関に上がれそうな雰囲気である。

 5月場所を振り返ると四関脇は序盤は白星を並べた。若元春は五戦全勝。他の三人も4勝1敗だった。そしてその後は星を潰し合い、結果として霧馬山と豊昇龍が11勝、大栄翔と若元春が10勝ということで星を分け合った格好となった。内容を見ても大関に昇進した霧馬山改め霧島が少しだけ強いようにも感じたが、他の三関脇に関しては強さはほぼ一緒と見ていいと思う。ポイントは7月場所も関脇が強さを見せ続けられるかどうかである。それでは改めて大関候補の三人を紹介したい。

続く