頭を上げない男! 旭海雄 最後に
9月場所は8日目までで2勝6敗であり、勝ち越しは厳しいと思われた。しかし後半戦は連勝し、13日目は白熊に勝って初めて白星が先行した。翌14日目の竜電戦は熱戦となり、最後は寄り倒しで勝ったかに見えた。しかし物言いが付き、勇み足で痛恨の黒星となった。よって7勝7敗で千秋楽を迎えた。そして千秋楽は勝ち越しを懸けて炎鵬戦だった。勝てば新入幕が濃厚であり、大事な一番だったが落ち着いた取り口で寄り切って勝ち越しを決めた。本人は勿論、師匠も嬉しかったに違いない。
ただ厳しく言えば十両上位力士との対戦が続いた前半戦はなかなか勝てず、課題が出たのも事実である。できれば白星先行で折り返して欲しかったと思っている。
それでも諦めずに自分の相撲に徹して勝ち越しにつなげたことは評価できる。相撲に粘り強さがあり、昔の日本人力士が取っていたような相撲を取る力士である。
来場所は新入幕となり、勝ち越しが目標となるが幕内力士のスピードと馬力に対応できるかが焦点となりそうだ。その一方で徐々に力を付けてきており、少しずつ番付を上げていくと予想している。また力さえ付けば上位力士に嫌がられる存在になるのは確かなので、その日が来るのを楽しみにして待ちたい。
終わり
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