2026年7月場所を振り返って 優勝争い 12日目 大の里ー霧島戦
2敗の大の里は霧島戦だった。過去の対戦成績は大の里の10戦全勝であり、霧島は大の苦手としている。よって優勝争いだけでなく、可能性を残している綱取りに向けても大事な一番となった。
相撲は霧島が左を固めながら当たったものの大の里に右を差された。しかし右へ回りながら左で相手の右を抱え、とったりで鮮やかに転がした。これで対大の里戦初勝利となった。
勝因は立ち合いである。体格では大の里に劣るものの、互角にぶつかったことがとったりにつながった。また霧島らしい横への動きが光る内容だった。そしてとったりは狙ったようにも見えたが、本人が言うように流れだったのかもしれない。いずれにせよ大の里に勝った上に首位に並んだことが大きい。大の里はここまで6敗と不調ではあるものの、霧島にとって苦手の横綱から初勝利を挙げた意味は大きい。
12日目終了時点で2敗は霧島、安青錦、尊富士、獅司の4人となった。また3敗は熱海富士、琴栄峰、高安の3人となり、3敗力士にも優勝の目が出てきた。
番付的には霧島がやや優位に立ったようにも見える。相撲内容を見ても左足首を痛めている安青錦よりは本来の相撲が取れている。そして13日目は霧島と安青錦の直接対決が組まれた。ただ霧島は安青錦を苦手としており、霧島がすんなりと勝つとまでは思わなかった。また綱取りに向けて大事な一番となるのは言うまでもない。
続く
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません