今年の大関候補２０２３ 最初に
去年の大関の動きに関しては1月場所後に御嶽海が大関に昇進した。しかし9月場所にカド番を脱出できず、在位4場所での陥落となった。そして正代は11月場所でカド番を脱出できず、大関から陥落した。ということで現在大関は貴景勝一人である。関脇以下の力士は大関を引きずり降ろすことはできたが、大関に上がれる力士がいないのが現状を物語っている。結局横綱を含めても一横綱一大関であり、大関以上が2人しかいないので1月場所の番付は関脇、小結が各4人いるといった状況である。そして優勝に関しても3場所連続で平幕力士が優勝しており、役力士が役力士としての役割を果たせていない。照ノ富士は去年の9月場所後に両膝の手術を受けており、長期休場となりそうだ。そういった意味でも強い力士、特に若手力士の台頭が望まれる。
それでは今年の大関候補を紹介したい。若隆景、豊昇龍、霧馬山、琴ノ若、高安、阿炎、朝乃山の7人である。