大相撲

 それでは所属する高田川部屋を紹介したい。高田川部屋は1974年4月に元大関前の山が高砂部屋から分家独立して創設された。そして元小結・前乃臻や剣晃、幕内・鬼雷砲などを育てた。その後元前の山の8代高田川親方は2010年3月に定年退職を迎 ...

大相撲

 相撲の取り口に関しては一応は左四つの相撲を得意としているが体が大きいのもあり、右四つでも取れないことはない。そして対戦相手によっては押し相撲を取ることもある。先場所の決まり手を見ても寄り切りで2番勝っているが、上手出し投げ、上手投げ ...

大相撲

 さて私が見た印象だが、幕下時代にまず目に入ってきた。当時から手足が長く、立派な体格をしており、大物感を漂わせていた。また動きも速いのですぐに十両に上がれるものだと思っていた。師匠の高田川親方も十両昇進時に「順当にいけば3,4年前に上 ...

大相撲

 2014年5月場所で初めて番付に名前が載ると、序ノ口は一場所で通過した。同年7月場所で序二段、11月場所で三段目と昇進したが、三段目では勝ち越せず、2015年までは三段目と序二段の往復が続いた。2016年1月場所で初めて三段目で勝ち ...

大相撲

 今、外国人力士ではなく、日本出身の大物が番付を上げている。その名は湘南乃海。以前から注目されてきたという意味では遅れてきた大器と言ってもいいかもしれない。立派な体格をしている上に手足が長く、三役に止まらず、その上を目指せる素質を持っ ...

大相撲

 今後に向けては当然部屋を背負っていく立場になることが予想される。佐田の海と妙義龍はベテランの域に入ってきており、あとどれだけ頑張れるかといった状況である。特に妙義龍は三役経験が豊富であり、技の引き出しもたくさん持っている。今のうちに ...

大相撲

 師匠の境川親方は現役時代は両国の四股名で活躍し、最高位は小結だった。相撲は四つ相撲も取れたが、胴長短足を活かした突き・押しを得意としていた。そして千代の富士を三度にわたって破るなど「千代の富士キラー」ぶりを発揮した。また顔はお相撲さ ...

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 それでは所属する境川部屋を紹介したい。境川部屋は元小結・両国の当時の中立親方が二人の内弟子と一人の親方を連れ、1998年5月に出羽海部屋から分家独立して中立部屋を創設した。そして元両国の師匠である元横綱佐田の山の12代境川親方が定年 ...

大相撲

 相撲の取り口に関しては右四つの相撲を得意としているが、組み止めるのではなく、左前廻しを取って前に出るスタイルである。また前に出る相撲なので前廻し狙いではなく、押し相撲を取ることもある。前に出る圧力はあるが、右四つの相撲はまだまだ未完 ...

大相撲

 先述の通り2022年7月場所は東8枚目で10勝を挙げ、翌場所は新入幕となったが、成績だけを見れば幕内に上がれる星ではない。しかし番付を決めるのは審判部であり、人である。前に出る相撲が評価されての新入幕だったと私は思っている。 ...