真っ向勝負! 平戸海 今までの印象 その2

 先述の通り2022年7月場所は東8枚目で10勝を挙げ、翌場所は新入幕となったが、成績だけを見れば幕内に上がれる星ではない。しかし番付を決めるのは審判部であり、人である。前に出る相撲が評価されての新入幕だったと私は思っている。

 新入幕の9月場所は番付が大幅に上昇したので大負けするだろうと思っていた。しかしフタを開けてみれば7勝8敗で負け越したものの、13日目に7勝目を挙げ、千秋楽での負け越しである。新入幕での勝ち越しは簡単なことではなく、負け越しの幅を一つに止めたのは大健闘と言える。幕尻だったので翌場所は十両陥落止む無しといった状況だったが、これも審判部に内容が評価されたのだと思う。番付据え置きで十両陥落を免れ、11月場所は二桁勝利を挙げた。まだまだ相撲は粗削りだが、前に出て勝とうという意識は強く持っており、精神面も含めて今後が非常に楽しみである。  

続く