2023年11月場所を振り返って 優勝争い 12日目 熱海富士ー豊昇龍戦
そして2敗のもう一人の熱海富士は豊昇龍戦となった。自身初の結びの一番となった。こちらも注目の取組となったが立ち合いで熱海富士が僅かながら押し込んだ。しかし豊昇龍は右を差すと左はおっつけの形で一気に前に出た。すると熱海富士は土俵際で左 ...
2023年11月場所を振り返って 優勝争い 12日目 霧島ー琴ノ若戦
12日目。霧島と琴ノ若の二敗同士の直接対決が組まれた。熱海富士はいるものの経験がなく、この取組の勝者が優勝に大きく近づくのは確かである。相撲は霧島が立ち合いから押して前に出るとすぐに左で廻しを取り、右も前廻しのいいところを取った。琴 ...
2023年11月場所を振り返って 優勝争い 11日目
11日目。2敗勢の相撲だが熱海富士は美ノ海との取組だった。美ノ海は今場所が新入幕だがここまで7勝3敗と好調である。しかし相撲は一方的な内容に終わった。美ノ海のぶちかましを胸で受け止めると押し相撲で相手の上体を起こし、そのまま押し出し ...
2023年11月場所を振り返って 優勝争い 8日目~10日目
初日から照ノ富士が腰痛で休場し混戦が予想された。そして8日目までは1敗は平幕の一山本一人、それを2敗で9人が追いかけるという混戦模様となった。また2敗のうち役力士は霧島、豊昇龍、琴ノ若の3人であり、3人の後半戦の戦いが注目となった。 ...
2023年11月場所を振り返って 始めに
2023年11月場所は西大関霧島が13勝2敗という成績で4場所ぶり二度目の優勝を果たした。霧島は大関としては初めての優勝となった。また初の年間最多勝も達成した。そしてモンゴル出身力士としては100度目の制覇となった。同国勢の初優勝は ...
目指すは大関! 豪ノ山 最後に
さて11月場所は千秋楽に勝ち越しを決めた。それ以上に収穫だったのは霧島、貴景勝の二大関を倒したことである。特に素晴らしかったのが貴景勝戦である。貴景勝の突き放しにも下からあてがいながら距離を詰め、貴景勝が左から突き落としに来たところ ...
目指すは大関! 豪ノ山 師匠の元豪栄道について 引退に関して
2020年1月場所は9度目のカド番となったが12日目に負け越し、大関陥落が決定した。しかし気力は衰えておらず、負け越しが決まった後も出場し続けた。その後場所後の1月27日に引退届を提出し、年寄「武隈」を襲名することが臨時理事会で承認 ...
目指すは大関! 豪ノ山 師匠の元豪栄道について 大関昇進後
ということもあり大関昇進後、豪栄道は苦しんだ。カド番抜きに豪栄道は語れない。カド番とは大関が本場所で二場所連続で負け越した場合、関脇の地位に降格する決まりになっており、一場所目に負け越した後の二場所目が「カド番」と言われる。ただし、 ...
目指すは大関! 豪ノ山 師匠の元豪栄道について 大関昇進まで
次は師匠の武隈親方を紹介したい。元大関豪栄道であり、小学校5年生の時にわんぱく横綱、そして埼玉栄高校時代は高校横綱となり、全日本選手権では高校生としては史上4人目となる3位入賞を果たし、鳴り物入りで境川部屋に入門した。
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目指すは大関! 豪ノ山 部屋に関して
所属する武隈部屋は11月場所現在力士は7人であり、関取は豪ノ山一人である。幕下には三段目100枚目格付出でデビューした神崎がおり、関取候補である。以前所属していた境川部屋は幕内に妙義龍、佐田の海、平戸海の三人がおり、境川部屋の方が稽 ...