角界の鉄人! 玉鷲 来歴 2018年~2019年まで 幕内初優勝
2018年1月場所は関脇となったが、この時点で33歳1か月であり、外国出身力士の高齢三役記録4位となった。また高齢関脇昇進記録としては2位である。この場所は横綱・鶴竜を破る活躍はあったものの、6勝9敗という成績に終わった。またこの年は三役には定着できなかったものの平幕の番付ではいずれも勝ち越しており、改めて地力の高さを示した。
2019年1月場所は西関脇となったが13勝2敗で初優勝を果たすと同時に殊勲賞と敢闘賞を受賞した。この場所に関しては後ほど触れたい。次の3月場所は成績次第では大関昇進の可能性もあったが2日目から3連敗するなど星が伸びず、5勝10敗という成績に終わった。また幕内優勝を果たした翌場所に負け越した力士(休場者を除く)は2012年7月場所での旭天鵬以来となった。
西前頭3枚目で迎えた同年5月場所は中日に全勝の鶴竜を一方的に押し出し、3つ目の金星を獲得した。この金星は令和初の金星となった。この場所は10勝5敗の好成績であり、次の7月場所は関脇に復帰した。しかし5連敗スタートとなり、5勝10敗で場所を終えた。そして翌場所は平幕に陥落し、その後は平幕の番付が続いた。
続く
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