頭を上げない男! 旭海雄 来歴 大学進学まで
そして飛び級でウランバートルの高校に通っていた14歳の時に柔道とモンゴル相撲を始めると、その年のナーダムの少年の部でいきなり全国4位になった。また自身も朝青龍や白鵬が活躍する姿を見て日本に憧れ、柔道で日本の高校に留学したいと思っていた。すると日本の旭丘高校がウランバートルで実施した相撲部の留学生選抜試験に成り行きで参加したところ合格したため、柔道ではなく相撲での日本留学が決定した。もう一人の合格者は十両阿武剋である。
両親には翌日、電話で事後報告し、心配して反対する母親は何とか説得した。また柔道の先生からも反対されたが、動き出した運命の歯車はもう止めようがなかった。
阿武剋と一緒に来日し、相撲部入部当初は立ち合いに戸惑った。「最初は怖かった」と稽古では頭から当たってくる他の部員になかなか勝てなかった。しかし「ずっと負けていたから、腹を決めて頭からいった。自分から当たっていけば、痛くなかった」と1か月もすれば課題は克服できた。そして高校時代は2年次に全国高校選抜大会3位、3年次に関東大会無差別級3位の実績を残した。しかしプロ入りの意志は固まったが縁がなく、卒業後は日体大に進学した。
続く
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