2026年7月場所を振り返って 豊昇龍が制した2025年1月場所の優勝巴戦との比較
さて巴戦の3人を語る前に優勝決定巴戦について語りたい。3場所ぶりの優勝巴戦となったが、個人的に印象に残っているのが豊昇龍が王鵬と金峰山との巴戦を制した2025年1月場所である。動画を見たが、番付順に入場した後で豊昇龍は3人揃う前に既にくじを引いていた!。先に土俵に上がった方が有利と分かっており、先頭で入場するメリットを生かす形となった。そして先に上がって連勝して優勝を決め、場所後に横綱に昇進した。昇進後の成績はさておき、巴戦は先に土俵に上がって連勝するのが一番の近道だと思った次第である。
そして今回は番付順で霧島が先頭で入場したが、3人揃ってからくじを引いていた。やはり同じモンゴル出身でも豊昇龍ほどガツガツしておらず、このあたりに人間性が表れている。良くも悪くも我先にと突っ走るタイプの人柄ではなさそうに見える。
また今回の巴戦に当てはめると、先に土俵に上がった熱海富士が連勝して優勝するのが一番考えられるパターンだった。しかし後から土俵に上がった安青錦が立ちはだかった。頭のいい安青錦のことである。巴戦も先に土俵に上がった場合と土俵下で控えた場合と考えていたものと思われる。よって私としては負けた熱海富士を責める気にはなれず、勝った安青錦が凄かっただけだと思う。後から土俵に上がって連勝しており、この結果に文句をつける人はいないはずである。改めて安青錦の精神力の強さを裏付ける結果となった。
続く
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