なぜ炎鵬は関取復帰できたのか? 炎鵬の来歴 脊髄損傷による長期休場
2023年1月場所は11日目の千代栄戦で右目の眼窩底骨折を負い、1月27日に手術を受けた。そして同年5月場所は初日から9連敗し、「頸部椎間板ヘルニアにより、約3か月の加療を要す」との診断書を提出して10日目から休場した。このため場所後の幕下陥落が濃厚となり、28場所連続で守り抜いた関取の座から陥落することになった。
この後は長期休場となった。2023年12月の冬巡業中の記事によると、休場理由は当初の頸部椎間板ヘルニアに加え脊髄損傷であった。医師からは「すぐ手術するしかないですね。日常生活に戻るため相撲は諦めてください」と宣告を受けた。そして2週間の入院中は寝たきりだった。だが、「無理と言われるとやりたくなる性格」と複数の病院を訪ね、経過観察に臨んだところ回復の兆候が現れたため手術は回避された。その後出会ったのが首の負傷で一時引退危機にあったラグビー日本代表の堀江翔太をラグビーワールドカップ4大会連続出場に導いた佐藤義人トレーナーだった。リハビリは一本の紐を結ぶところから始め、首、背中の筋肉を鍛えることで徐々に痛みは消えていった。
続く
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