マスコミに好かれる男! 一山本 北海道出身力士に関して 2000年以降に入幕した旭大星、矢後、北青鵬

 昔は大鵬、北の湖、千代の富士など横綱を続々と輩出していた。しかし少しずつ勢力が衰え、1990年代に幕内力士が途絶えた。

 その後2018年5月場所に旭川市出身の旭大星が新入幕となった。北海道出身の新入幕は1992年1月場所の立洸以来約26年ぶり、北海道出身者が幕内の番付に在位するのは1998年5月場所の北勝鬨以来20年ぶりとなった。旭大星はこの後幕内を4場所務め、2024年11月場所後に現役を引退した。

 そして旭大星が十両に陥落した後の2019年1月場所に河西郡芽室町出身の矢後が新入幕となった。アマチュア横綱の実績があり、幕下15枚目格付け出しでデビューした。しかし両膝に古傷を抱えていることもあり、幕内在位は4場所に止まっている。そして現在は幕下での土俵が続いている。

 この後に出て来たのが札幌市東区出身の北青鵬である。2023年3月場所で新入幕となり、幕内を6場所務めた。モンゴル生まれでモンゴル国籍だが5歳で札幌に移住し、日本への在留期間が10年を超えているため、外国出身力士枠にはならなかった。また身長204センチ、体重183キロの恵まれた体格を生かした右四つに組み止める相撲はスケールが大きく、看板力士になれる素質を持っていた。しかし2024年1月に暴力行為が発覚した。その後コンプライアンス委員会が引退勧告の処分案をまとめたことで同年2月23日に相撲協会は前日までに提出されていた引退届を受理した。処分は仕方ないが才能は持っており、引退は北海道の相撲ファンにとっても痛かったと思われる。

続く