次の大関候補は誰だ? 2022 最後に

 さてここまで振り返ってきたが、他の力士も力差があるわけではなく、ちょっとしたことで台頭してくる可能性も十分ある。また若手力士が成長してくるのが一番だが隠岐の海、玉鷲、妙義龍などのベテランが頑張っており、一筋縄ではいかないというのが現状である。若手力士にとっては今挙げた力士は結構高い壁だと思う。今後琴ノ若、王鵬、琴勝峰などが伸びてくると思われるが、ベテラン力士との対戦も注目である。

 大関候補からは話が少し逸れてしまったが、理事長が言っていたように協会にとっても横綱・大関の育成は課題である。現在は上位陣が手薄であり、協会の期待に応えられる力士が一人でも多く出てくることを望んでいる。

終わり