2020年7月場所個別評価&9月場所に向けて 鶴竜

2020年11月8日

西横綱 鶴竜 0勝2敗13休

 7月場所は2敗13休という成績に終わった。初日の遠藤戦は腰砕けで敗れたが横綱が腰砕けで敗れるのは1955年に決まり手を制定して以来初である。また足を掛けようとして空ぶって右手をついた際に右ひじを痛めた。結局これが原因で2日目から休場となった。師匠の陸奥親方によると7月13日の稽古で痛め、初日の取り組みで悪化させたみたいだ。休場は今年1月場所以来16度目となった。

 3月場所は久々に千秋楽まで優勝争いをした鶴竜だがその前は3場所連続で休場しており、横綱としていよいよ立場が厳しくなってきたことは言うまでもない。しかし協会幹部や横審からは厳しい声は挙がってこない。なぜか?それは白鵬同様日本国籍を取得して引退後も親方として協会に残ろうとしているからである。そして帰化申請をしているみたいだが白鵬と違って妻がモンゴル人のため時間がかかっているというのが真相のようである。横綱としての現状を考えれば1日でも早く申請が許可されてほしいところだ。モンゴル人のままでは協会に残れないので現役続行ということになってしまう。

 鶴竜も年齢が35歳であり、ベテランの域に入ってきている。また横綱に昇進して6年が経つ。引退危機を何度も乗り越えてきたが今後に向けては厳しくなってきている。協会幹部も表立っては言えないが人格が素晴らしいので何とか協会に残したいのだと思う。9月場所に向けては怪我を治して出場してほしいが若手力士が着実に力をつけてきており、厳しい道が待っている。当然休場してもそれは変わらない。現状では申請が認められるのを待ちながら相撲に精進するしかなさそうである。できれば9月場所は出場して横綱としての役割を果たしてほしいというのが私の願いである。