琴奨菊引退 その1

2020年11月22日

 十両で元大関の琴奨菊が11月14日に現役引退と年寄「秀ノ山」襲名を公表した。11月場所は1勝5敗と振るわず、衰えも目立ってきたので引退は仕方がない。まずはお疲れさまでしたと言いたい。

 それでは琴奨菊を紹介したい。琴奨菊は福岡県柳川市出身で佐渡ヶ嶽部屋所属であり、年齢は36歳である。身長180センチ、体重178キロであり、左四つとがぶり寄りの相撲を得意としていた。地元の柳川に住んでいたのは小学校時代までであり、高知の明徳義塾中学校に相撲留学し、高校まで6年間を明徳で過ごした。そして1998年は中学横綱になっている。その後佐渡ヶ嶽部屋に入門し、2002年1月場所に初土俵を踏んだ。

 序ノ口、序二段は1場所、三段目は2場所で通過し、順調に出世したが幕下昇進後は3場所で負け越すなど苦しんだ。しかし2004年1月場所から3場所連続で勝ち越し、7月場所で新十両に昇進した。十両昇進後は3場所連続で勝ち越し、2005年1月場所に新入幕を果たした。新入幕の場所は5勝10敗と負け越し、翌3月場所は十両に陥落した。しかしその3月場所で13勝2敗の好成績で初となる十両優勝を果たし、同年5月場所に再入幕を果たすとその後は幕内に定着した。

 新三役は2年後の2007年3月場所だった。一気に西関脇まで昇進したが、その3月場所では7勝8敗と負け越した。その後は平幕へ陥落した後、再び三役に昇進して定着するも2桁勝利までは挙げられず、2008年9月場所は再び三役から陥落した。その後も三役に定着できない日々が続いた。

続く