目指すは武双山! 藤凌駕 拓殖大学出身力士に関して 行徳 初土俵~現在まで

 2025年5月場所で幕下付出でデビューすると2場所連続で勝ち越し、同年9月場所は東幕下14枚目まで番付を上げた。しかし夏合宿中の虫刺されでアレルギー反応を起こしたことが原因で2番相撲から休場し、次の11月場所は全休した。本人によると心筋炎であり、10日間くらい入院して、集中治療室に3日入ったようである。それでも投薬と心臓リハビリにより、稽古ができるまでに回復した。2026年1月場所は西三段目29枚目まで番付を下げたが4場所連続で勝ち越し、9月場所は西幕下17枚目となっている。

 入門時から注目していたが左四つの正攻法の取り口であり、体は大きくないものの相撲に力強さがある。そして学生相撲出身者ではないので投げ技や引き技に頼っておらず、その点で非常に好感が持てる。

 9月場所の2番相撲の徳之武蔵戦は相手得意の上手を取られてどうかと思った。しかし腰を振って切れないと分かると頭を付けて廻しを切り、最後は寄り切った。また左も差すと見せかけて上手を取っており、その点も含めて非常に上手い相撲を取った。やはり学生相撲出身の動きではない。

 まさかの病気でつまづいてしまったが、つまづくタイミングとしては悪くなかったと見ている。そして私的には幕下で地力を付けてから関取になって欲しいと思っている。

続く