大相撲9月場所個別評価 遠藤

2020年11月22日

 9月場所は3勝9敗3休という成績だった。初日は朝乃山を掬い投げで破り、5日目までは3勝2敗で白星が先行していた。しかし6日目からは連敗し、12日目から休場した。師匠の追手風親方は「右膝が曲がらない。全く力が出せない状態。」と説明していた。右膝は4日目か5日目くらいから膝に水がたまり始め、何回か抜いたが理由は分からないがもう水が抜けない状態だったみたいだ。仕方がないが9月場所は両横綱が休場していただけに役力士の休場は残念の一言に尽きる。

 内容に関しては結局見せ場は初日の朝乃山戦だけだった。やはり相手の懐に入ると技を持っているので厄介な力士である。そして6日目からの連敗はやはり右膝に踏ん張りが効いていなかった。本来の相撲とは程遠い内容だった。この状態なら千秋楽まで相撲を取っても意味がない。また遠藤は今年2月には右ひじの手術を受けており、怪我が相次いでいるのが少し心配である。

 11月場所は平幕に番付を下げるが右膝の回復具合がポイントである。また痛みが多少あっても対戦相手は弱くなるのでそれなりに相撲は取れそうな気がする。人気力士なのでやはり上位総当たりの番付で見たい。そして1場所でも早い三役復帰を期待したい。