2022年11月場所個別評価 照ノ富士

 今場所は全休した。10月中旬に両膝を手術し、本人によると場所前は松葉づえなしでやっと歩ける状態だったらしい。また横審によると来年4月の春巡業には参加すると言っていたようだ。ということは来年の3月場所までは休場することが濃厚である。問題はその先である。照ノ富士に代わる強い力士が現れるかどうか?。状況次第では出場勧告されるなど厳しい措置が取られる可能性もある。ただ現状ではそのような力士は見当たらず、今場所も平幕の阿炎が優勝したように当分は混戦が続くものと思われる。そうなると現時点ではだが、1年くらいは休めそうな気がする。あとは手術した時のように師匠と本人が横審の顔色をうかがいながらということになりそうだ。本場所の土俵は気になるかもしれないが、まずはリハビリに専念し、少しずつ相撲を取れる体に戻していきたい。休場前までは一人横綱としての責任は果たしており、長期休場する資格はあると私は思っている。