大嶽部屋継承に関して 最後に 大竜に関して

 まずは大嶽部屋を引き継いだ大竜にお疲れさまでしたと言いたい。やはり元十両ということで最初は弟子入りを何度も断られたようだ。しかし誠実に向き合っていたら、自分から入りたいと言って来てくれる子が出てくるようになったらしい。また部屋付き親方時代はロシア出身の露鵬、そして師匠になってからは初のムスリム(イスラム教徒)力士の大砂嵐の指導や教育で苦労した。結局露鵬は大麻問題で解雇された。そして大砂嵐は無免許運転での事故を起こし、引退勧告の処分が下され、即刻引退を表明して角界を去った。その後貴闘力の話によれば、ウクライナ出身のソコロフスキー・セルゲイ(後の獅司)を入門させてあげて欲しいと大竜に頼んだ。しかし自身が指導した外国人力士が立て続けに不祥事で引退したこともあり、「もう外国人はこりごり」と言って断ったらしい。その後外国人力士は入門していない。こういった部分を含めて本当によく頑張ったと思う。そして大鵬の娘さんも「十分やってくれたから、合併でも構わないですよ」と言ってくれた。しかし大鵬親方が望んだのは部屋を残すことだというのを大竜は身をもって分かっていた。大鵬だけでなく、友鵬の思いもあったかもしれない。合併すれば大鵬道場も大鵬部屋からの歴史も消えることになるので継承はファンにとってもありがたいニュースである。

続く