琴奨菊引退 受け身
琴奨菊を語るうえで外せないのが受け身である。がぶり寄りを得意としていたが、寄り切れずに組み止められるとどうにもならないというのが琴奨菊の相撲でもあった。特に白鵬戦は組み止められてから投げられ、奇麗に受け身を取っていた印象がある。また ...
琴奨菊引退 大関陥落後の頑張り
大関陥落後にどのようにモチベーションを保っていくかは力士にとって非常に大事である。照ノ富士は大関復帰に意欲を燃やし、高安は大関復帰を目指すとともに、来年2月に妻の杜このみが出産予定ということでそれを励みに頑張っているようだ。そして琴 ...
琴奨菊引退 がぶり寄り
琴奨菊の得意技である。がぶり寄りとは、相手の廻しを自分の方へ引き付けて腰を上下に揺り動かしながら寄り進むことである。揺り動かすことで相手の腰が浮き、自身の腰が相手より低くなる形が理想形とされる。またがぶり寄りで有名な力士と言えば昔で ...
琴奨菊引退 10年ぶりの日本出身力士の優勝
当時は白鵬、日馬富士、鶴竜などのモンゴル勢だけでなく、把瑠都や琴欧洲などのヨーロッパ勢もおり、日本出身力士の優勝は程遠かった。その中で親方衆が発破をかけ、優勝を期待したのが琴奨菊と稀勢の里、豪栄道、豊ノ島だった。そして本来なら稀勢の ...
琴奨菊引退 努力の人
この力士は努力抜きには語れない。琴奨菊は新入幕から新大関まで約7年を要している。現役大関に関して言えばその期間は貴景勝は2年、朝乃山は2年半、そして正代は約4年である。いかに時間がかかっているかが分かっていただけると思う。また身長1 ...
琴奨菊引退 来歴 十両陥落、そして現役引退
しかし先程触れた2020年9月場所は2勝10敗3休となり、十両陥落が決定的となった。去就が注目されたが現役続行を宣言。そして11月場所は西十両3枚目で相撲を取ったものの成績が上がらず、千秋楽を待たずしての引退となった。
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琴奨菊引退 来歴 大関陥落とその後
その後は7月場所は左膝などを痛めて途中休場するなど苦しい土俵が続いた。そして2017年1月場所は歴代ワースト4位となる7度目のカド番となったが12日目に負け越しが決まり、32場所在位した大関から関脇への陥落が決定した。また負け越しが ...
琴奨菊引退 来歴 大胸筋断裂の大怪我、そして10年ぶりの日本出身力士の優勝
そして2013年11月場所2日目、松鳳山に勝ったものの右大胸筋断裂の重傷を負ってしまう。診断は全治3か月であり、大関の座が危うくなった。11月場所は3日目から全休し、翌2014年1月場所は2度目のカド番となった。怪我が完治していない ...
琴奨菊引退 来歴 大関昇進も優勝争いに絡めず
そして時が流れて2011年1月場所は西関脇で11勝4敗の好成績を挙げ、三役では初となる2桁勝利となった。続く5月場所でも10勝を挙げ、7月場所は大関獲りへの挑戦となった。そして7月場所は11勝を挙げたものの、終盤に平幕相手に連敗した ...
琴奨菊引退 来歴 新三役まで
十両で元大関の琴奨菊が11月14日に現役引退と年寄「秀ノ山」襲名を公表した。11月場所は1勝5敗と振るわず、衰えも目立ってきたので引退は仕方がない。まずはお疲れさまでしたと言いたい。
それでは琴奨菊を紹介したい。琴奨菊 ...
