大相撲

 三賞は技能賞は該当者はおらず、殊勲賞は優勝した逸ノ城が3回目の受賞となった。また敢闘賞は今場所が新入幕で東前頭17枚目の錦富士が初受賞を飾った。成績は10勝5敗だった。また千秋楽に北勝富士に勝てばという条件付きだったが当日に北勝富士 ...

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 結果的には調子の良しあしがそのまま土俵に表れたといった内容だった。貴景勝は4場所ぶりの二桁勝利の上に昨日若隆景に敗れるまでは6連勝しており、調子を上げていたのは明らかである。一方の照ノ富士は13日目までは膝は持ちこたえていたものの、 ...

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 この時点でほぼ優勝決定戦になると私は見ていた。ただ昨日の照ノ富士の負け方が良くなかった。膝の状態は決して良くなく、貴景勝にも勝機はあると思っていた。また貴景勝は優勝の可能性はなくなったものの、目の前の一番に集中するタイプであり、モチ ...

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 結局優勝争いの3力士は全て敗れた。14日目終了時点で3敗は照ノ富士と逸ノ城。そして4敗で貴景勝が追いかける展開となった。横綱が14日目に勝っていれば圧倒的有利な展開を作れたがそれができなかった。逆に貴景勝と逸ノ城に優勝の可能性を与え ...

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 星一つ差で2人を追走していた貴景勝は若隆景との取組だった。立ち合いで若隆景が右を差してきたところを左から抱えて振り回すという奇策に出た。そして振り回して土俵際まで持っていったもののすっぽ抜け、逆に右を差され、右の腰に付かれてそのまま ...

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 13日目は逸ノ城は錦木戦だったが錦木は部屋の力士のコロナ感染が理由で休場となり、不戦勝となった。おそらく今場所の逸ノ城だったら勝てる相手だったとは思うが終盤であり、この不戦勝は大きかったと言える。照ノ富士は若隆景戦だったが立ち合いで ...

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 さて後半戦だが、優勝争いの前に立ちはだかったのがコロナ感染だった。現在は部屋にコロナ感染者が出た場合はその部屋の力士全員と関係者が全員休場となる。中日で優勝争いのトップに立った7人に関しては一山本が9日目から、琴ノ若が11日目から、 ...

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 さて優勝争いだが今場所も先場所同様、上位力士が相次いで星を落とし、混戦となった。結局8日目終了時点で全勝、1敗はおらず、2敗で横綱照ノ富士と平幕力士6人の合計7人がトップで並んだ。その中で目立ったのは平幕の琴ノ若と逸ノ城である。琴ノ ...

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 2022年7月場所は西前頭2枚目の逸ノ城が悲願の初優勝を果たした。それでは優勝争いを振り返っていきたいが、その前にコロナ関連で休場した力士が続出した件に触れない訳にはいかない。

 7日目に大関御嶽海が所属する出羽海部屋で ...

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 今場所は11勝4敗の好成績で5回目の殊勲賞を受賞した。初日は照ノ富士を押し出しで破り、好スタートを切った。その後二大関を破る活躍で前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦は9日目は霧馬山に押し出しで敗れて4敗となり、優勝争いから大 ...