大相撲

 初土俵の2011年11月場所だけは荒大波を名乗り、翌2012年1月場所には後援者の命名で「金剛力士像のように」との思いが込められた剛士に四股名を改名した。また三兄弟の中では体が一番大きく、前相撲で一番出世を果たすと2012年1月場所 ...

大相撲

 2023年7月場所は三関脇の大関獲りが話題となっているが、そのうちの一人が若元春である。29歳でありながら去年から急に強くなってきたという意味では他の力士とは成長曲線が少し異なる力士である。また左四つに組み止める相撲は力強く、更に成 ...

大相撲

 13日目終了時点で5勝8敗であり、12日目に負け越しが決まった。しかし得意のモロ差しの相撲は取れており、内容は決して悪くはなかった。ただ十両上位に入ると寄り切れるだけの力はまだ持っていないという印象である。この部分は稽古で力を付けて ...

大相撲

 そして部屋も関取では一山本がいる。今場所は東十両3枚目だったが初日から4連敗し、5日目からは左膝内障で休場した。再出場がなければ幕下に転落する可能性もあった。しかし8日目から再出場し、11日目終了時点で3勝を挙げている。これで幕下転 ...

大相撲

 もう一人触れない訳にはいかないのが元松鳳山の存在である。島津海の兄弟子としてぶつかり稽古でよく胸を出したのが十両昇進の大きな要因となったようである。松鳳山は最高位は小結であり、幕内在位51場所ということで幕内で長きにわたって活躍した ...

大相撲

 師匠の放駒親方は元関脇玉乃島であり、力強い左四つの相撲で活躍した。元は片男波部屋の力士であり、引退後は部屋付きの親方となったが2014年11月24日に同門の松ヶ根部屋に移籍した。その後二所ノ関部屋に改称され、部屋付き親方として活躍し ...

大相撲

 相撲の取り口に関しては先述の通りモロ差しと寄りを得意としている。基本的には立ち合いから二本差しを狙うオーソドックスな取り口である。また押したり引いたりといったバリエーションはなく、大勝ちはあまり見込めないタイプである。時に負けること ...

大相撲

 名前を覚えたのは2017年7月場所で自己最高位で6勝をマークした頃である。BS大相撲でも注目力士として名前が挙がっており、二本差しての速攻相撲が印象に残った。しかしその後右膝の怪我が続き、伸び悩んだ。それでも今振り返ると幕下で揉まれ ...

大相撲

 その後師匠の代替わりに伴って放駒部屋所属となった2022年1月場所は西幕下2枚目で4勝3敗と勝ち越し、場所後に新十両が決定した。鹿児島県出身では戦後33人目となる。本当だったら若嶋津が師匠である間に上がりたかったところだが、現在も部 ...

大相撲

 今十両で気になっている力士がいる。その名は島津海である。今場所は自己最高位を更新し、西十両3枚目となった。ということで新入幕が見える位置まで番付を上げてきた。それでは島津海を紹介したい。

 島津海は鹿児島県西之表市出身で ...