大相撲

 大学卒業後は境川部屋に入門し、2021年3月場所で初土俵を踏んだ。2日目は同じく三段目付出の菅野との一番に勝ってから6連勝した。しかし7番相撲では勝てば優勝決定戦進出が決まる一番だったがマゲつかみの反則があり、黒星となった。翌5月場 ...

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 豪ノ山は入幕3場所目となるが、新入幕だった7月場所は二桁勝利を挙げ、敢闘賞を受賞した。そして9月場所は平幕中位となる東前頭5枚目に番付を上げたが9勝6敗で勝ち越した。平幕中位の番付は勝ち越すのが大変な位置だが、9勝を挙げたというのは ...

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 さてめでたく新入幕となったが目指すは勿論勝ち越しである。番付的には前半戦は番付が近い力士との対戦となり、後半戦は番付が上の力士との相撲となるのでできるだけ前半戦に白星を挙げたい。9月場所のような相撲を力を試すつもりで取ればいいと思う ...

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 そして忘れてはいけないのが弟・木崎海の存在である。既に引退しているが、美ノ海の2つ年下であり、同じく日大出身で2018年3月場所に三段目100枚目格付出で初土俵を踏んだ。そして三段目は二場所で通過。幕下では一場所負け越したもののそれ ...

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 さて美ノ海が所属する木瀬部屋を簡単に紹介したい。元幕内肥後ノ海が所属していた三保ヶ関部屋から分家独立し、2003年12月1日に創設した。部屋は土俵が三面あり、冷暖房を設置している他、稽古場をビデオ撮影できるなど設備は充実しているみた ...

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 さて新入幕に関しては本人の努力もあるが、私は運も良かったと思っている。理由は3つある。

・平幕下位で二桁黒星の力士が多数出たこと

 平幕下位で5人も二桁黒星となるのは珍しいと言っていい。一方妙義龍や熱海富士が ...

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 そして9月場所は10勝5敗の好成績であり、十両では初となる二桁勝利となった。前半戦は6勝2敗で折り返した。そして後半戦は10日目に勝ち越しを決めるも翌日からは連敗し、優勝争いからは後退した。しかし14日目は欧勝馬を押し出しで破り、白 ...

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 新十両となった2018年7月場所は5勝10敗で跳ね返された。その後4場所は幕下での土俵となり、2019年5月場所に十両に復帰した。また復帰を決めた3月場所では自身初の幕下優勝を果たした。しかし5月場所は5勝10敗と再び十両の壁に阻ま ...

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 高校時代は三年次に国体で団体優勝、個人戦も決勝で逸ノ城との鳥取城北対決を制して優勝するなどの実績を残し、卒業後は日本大学経済学部経済学科へ進学した。四年次には主将を務めて全国学生相撲選手権で団体優勝などの実績を残した。個人タイトルは ...

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 今場所も先場所同様、混戦となるのはほぼ間違いない。ということで今場所のポイントを3つ挙げたい。

・霧島の巻き返し

 9月場所は攻めていながら組み止められず、負けた相撲が多かった。本人もコメントしていたが、師匠 ...