2021年5月場所個別評価 若隆景
東前頭筆頭で自己最高位となったが9勝6敗という成績で2場所連続2回目の技能賞を受賞した。東筆頭ということで初日から上位力士との対戦が続いた。特に序盤の5日間は4大関と元大関高安との対戦だったが3勝2敗で乗り切った。前半戦は5勝3敗で ...
2021年5月場所個別評価 大栄翔
今場所は6勝9敗と負け越した。これで来場所は再び平幕陥落となる。前半戦は3勝5敗で折り返した。そして後半戦は9日目に貴景勝を破り、上位戦も終わったということで巻き返しが期待された。しかし10日目から3連敗し、12日目に負け越しが決ま ...
2021年5月場所個別評価 御嶽海
今場所は10勝5敗という成績だった。前半戦は2大関を破り、6勝2敗で折り返した。しかし後半戦は10日目から3連敗し、優勝争いから脱落した。千秋楽は逸ノ城を押し出しで破り、白星を2桁に乗せた。
内容に関しては前半戦は良か ...
2021年5月場所個別評価 隆の勝
今場所は5勝10敗と二桁の黒星を喫した。来場所は平幕からの出直しが濃厚である。4日目までは3勝1敗だったが5日目から5連敗、そして11日目からは4連敗し、黒星が二桁に乗ってしまった。二桁勝利を挙げ、大関昇進への起点を作りたかったがま ...
2021年5月場所個別評価 高安
今場所は10勝5敗という成績だった。前半戦は6勝2敗で折り返した。そして後半戦は9日目は照ノ富士戦だったが物言いの末叩き込みで敗れた。終始先手を取ったが最後はあと一歩が出なかった。これで3敗となり、優勝争いから大きく後退した。そして ...
2021年5月場所個別評価 照ノ富士
今場所は大関復帰の場所となったが12勝3敗という成績で4回目の優勝を果たすと同時に自身初の二連覇を達成した。また大関復帰場所での優勝は史上初となった。場所前は師匠の伊勢ヶ浜親方によるとあまり稽古ができなかったようである。その点で少し ...
2021年5月場所個別評価 正代
今場所はカド番だったが9勝6敗という成績に終わった。7日目までは5勝2敗と星勘定としてはまずまずだったが内容は決して良くなかった。3日目の大栄翔戦は勝ったもののほぼ同時に土俵を飛び出しており、もう一丁になってもおかしくなかった。ここ ...
2021年5月場所個別評価 貴景勝
今場所は12勝3敗という成績だった。白星スタートも2日目は御嶽海に敗れて初黒星。しかしその後は白星を積み重ね、前半戦は7勝1敗で折り返した。しかし後半戦は9日目に大栄翔に敗れて2敗となり、全勝の照ノ富士との星の差が2つになった。そし ...
2021年5月場所個別評価 朝乃山
今場所は7勝5敗3休という成績に終わった。初日は大栄翔の出足を何とか止めて白星スタートとなったが2日目からは連敗。そして6日目、8日目も黒星で4勝4敗で折り返した。後半戦は連勝し、巻き返しが期待されたが場所11日目の5月19日に相撲 ...
2021年5月場所個別評価 白鵬
一人横綱となったが3月に受けた右膝の手術の影響で全休した。これで6場所連続休場となり、年6場所制が定着した昭和33年以降、横綱としては史上3番目の長期休場となった。また幕内での休場日数が238日となり、3月場所中に引退した鶴竜を抜い ...