2025年1月場所を振り返って 三賞に関して
三賞は殊勲賞は初優勝すればという条件付きで王鵬と金峰山が候補に挙がったが優勝できなかったため、該当者なしとなった。
敢闘賞は優勝争いをリードした金峰山が2年ぶり2度目の受賞となった。また千秋楽の尊富士ー霧島の勝者が受賞となったが霧島が尊富士を叩き込みで破り、5年ぶり2度目の受賞を決めた。そして千秋楽で勝って10勝目を挙げればという条件付きで玉鷲が候補に挙がったが琴勝峰に敗れ、旭天鵬と並ぶ最年長受賞は成らなかった。
技能賞は優勝争いを盛り上げた王鵬が初受賞となった。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は「真っ向勝負の押し相撲。引いて勝った相撲もあるが、押しの技術を評価したい」と述べた。
三賞選考委員会では、千秋楽まで優勝の可能性を残した金峰山と王鵬の2人を軸に議論されたようだ。また翔猿は序盤で一横綱二大関を倒す活躍を見せており、波乱の立役者となった。しかし14日目に負け越したことが悔やまれる。
続く
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