頭を上げない男! 旭海雄 師匠の元関脇旭天鵬の紹介 部屋を集団で脱走

 師匠の大島親方は元関脇旭天鵬である。モンゴル・ウランバートル市ナラフ区ナライハ町出身で友綱部屋(入門時は大島部屋)所属だった。また現役時代は身長190センチ、体重161キロであり、右四つ、寄りを得意としていた。

 相撲や柔道の経験はほとんどなく、中学時代はバスケットボールをしていた。1992年2月に旭鷲山や旭天山らと共に来日して大島部屋に入門し、大相撲史上初のモンゴル出身力士の一人として同年3月場所で初土俵を踏んだ。

 来日して半年後に、稽古の厳しさや日本の食文化などに馴染めず、共に来日した5人と部屋を脱走してモンゴル大使館へ駆け込んだが、モンゴルの実家まで来た師匠の大島親方(元大関・旭國)に「3年間は相撲を取るという約束がある」「今に相撲はモンゴルの時代になる」と説得されて部屋に戻った。

続く