2026年7月場所個別評価 王鵬
今場所は3場所ぶりの三役復帰となったが2勝13敗という成績に終わった。3連敗スタートとなったが4日目は琴勝峰との埼玉栄時代の同級生対決を制し、初白星を挙げた。しかしその後は9連敗し、大崩れしてしまった。14日目は正代を寄り切り、2勝目を挙げるとともに長いトンネルからようやく脱出した。
内容に関しては二本差され、脇の甘さを露呈する内容が目立った。まだ三役での勝ち越しはないが、三役を務めた3場所ともに前半戦から黒星が先行しており、その部分では変わらない。しかし今場所は巻き返せなかった分だけ黒星が増えたという印象である。特に三役~平幕上位の力士は一つ歯車が狂うと二桁の大敗に終わることは割とよくあるので仕方がない面もある。
そして先場所は両関脇が勝ち越した上に小結だった若隆景が優勝し、カド番だった大関安青錦が全休したので結果的に関脇が4人となり、小結の座が空いた。よってやや恵まれての三役復帰でもあり、その結果としてこの成績になったとも言える。
来場所は大幅に番付を下げ、久々に上位力士と対戦する番付から外れそうである。出直しとなるが巻き返し、最低でも二桁勝利は挙げたいところだ。悔しい思いをしているのは他でもない本人なので今度は初日から白星を重ね、終盤は上位力士と対戦できるような流れに持ち込みたい。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません