マスコミに好かれる男! 一山本 来歴 新十両の場所~2022年1月場所まで

 新十両となった2019年7月場所と、翌9月場所は9勝6敗で2場所連続で勝ち越した。しかし次の11月場所は初日の取組で左膝を痛めて2日目から自身初めての休場になった。半月板を損傷する大怪我であり、次の2020年1月場所も全休した。この休場期間中は食べる量を増やして体重の増量を行い、1月場所前から稽古場に下りて復帰に向けた調整を続けていた。西幕下45枚目に番付を下げた同年3月場所から土俵に復帰し、5勝2敗で勝ち越した。その後も勝ち越しを続け、2021年3月場所で7場所ぶりに十両に復帰した。そしてこの場所で10勝5敗とすると次の5月場所も10勝5敗とし、2場所連続二桁勝利となった。

 西十両8枚目での10勝であり、新入幕には及ばない成績だった。しかし幕内下位に負け越した力士が多かったこともあり、2021年7月場所は東前頭17枚目ということで、新弟子検査の年齢制限緩和措置を受けた力士としては史上初の新入幕となった。そして新入幕での記者会見では、年初にこの一年間で入幕することを掲げていてそれが達成できたことを明かし、「上がったのがたまたまと言われないように」と勝ち越しを目標にすると語った。この場所は8勝7敗で勝ち越したものの翌9月場所は4勝11敗と大敗し、次の11月場所で十両に陥落した。しかしこの場所は13勝2敗の好成績で自身初の十両優勝を決めた。そして2022年1月場所で再入幕となった。また番付発表と同日に師匠が元関脇・玉乃島の放駒親方に代替わりしたため、同場所以降は放駒部屋所属になった。

続く