次の大関候補は誰だ？ ２０２２ 霧馬山
・霧馬山
番付 西前頭筆頭
目標 勝ち越しての三役復帰
先場所は新小結となったが負け越し、今場所は平幕に転落した。しかし西筆頭であり、勝ち越せばすぐに三役に復帰できる番付である。新入幕は2年前の1月場所だったが、すぐに平幕上位に上がり、上位力士に揉まれながら力を付けてきた。そしてその中で上位力士を倒す実績を作り、先場所は新三役昇進となった。一場所で平幕に戻ったものの、相撲内容は悪くなく、悲観することは全くない。
課題はやはり立ち合いの当たりの強化である。もう少し強く当たれるようになれば四つに組み止めることができ、そうすれば自ずと番付も上がっていくと思う。ということで目先の勝ち越しではなく、相撲内容にこだわって欲しいところだ。上位力士相手に通用する力があるのは分かっており、あとは経験を積みながら力を付けていくだけである。上手くいけば三役で2桁勝利を挙げ、今年後半には正式に大関候補に名乗りを上げる可能性もある。今後に期待したい。
続く