角界の鉄人! 玉鷲 師匠の紹介 現役時代

 師匠の片男波親方は元関脇・玉春日である。愛媛県東宇和郡野村町(現・西予市)出身で片男波部屋所属だった。また身長183センチ、体重157キロであり、突き・押し・おっつけ・いなしを得意としていた。

 中央大学から幕下付出で初土俵を踏んだが、大学時代は個人では目立った成績は残せなかった。よって本人も入門当初は「どこまで活躍できるか分からない」と疑心暗鬼だった。しかしプロになってから頭角を現した。初土俵から入幕まで13場所負け越し知らずだった。また三役での勝ち越しはなかったものの金星7個を獲得し、上位キラーとして活躍した。学生時代の同期には武双山と土佐ノ海がいた。私的には土佐ノ海との激しい稽古が忘れられない。同じく突き押し得意ということで切磋琢磨し、幕内後半の土俵を盛り上げた。土佐ノ海は立ち合いのぶちかまし、そして玉春日は上体の柔かさを持ち味としていた。

続く