嫌らしい相撲を取る男! 翔猿 来歴 新十両~入幕後まで
しかし新十両の場所はにし14枚目で6勝9敗と負け越し、壁に跳ね返された。その後2018年1月場所は西幕下3枚目で4勝3敗で勝ち越し、場所後の番付編成会議で3月場所での十両復帰が決まった。そして同年7月場所は9勝6敗という成績であり、4場所目にして十両で初めての勝ち越しを決めた。以降は十両には定着したものの、二年に渡って十両で停滞した。それでも2020年9月場所で新入幕となった。
新入幕の場所は4連勝スタートを切り、6日目に全勝力士が消滅したことで優勝争いの先頭に1敗で並んだ。そして8日目に敗れて2敗となったが他の1敗力士が全員敗れたため優勝争いのトップは変わらず、そのまま並び続けた。しかし14日目は新入幕ながら大関貴景勝戦が組まれて敗れたため、優勝争いのトップから脱落した。そして千秋楽は優勝争いの先頭で2敗の関脇正代戦となった。勝てば優勝決定戦に進出となるところだったが突き落としで敗れ、正代の初優勝を許した。しかし11勝4敗の成績が評価され、敢闘賞を受賞した。
次の2020年11月場所は西前頭4枚目となり、上位力士と対戦できる番付まで上がった。結果は6勝9敗で負け越した。しかし9日目は全勝だった貴景勝を破り、対大関戦初勝利となった。また元大関で小結の高安を蹴返しで破るなど見せ場を作った。
続く
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