2026年9月場所を振り返って 十両の優勝争い 千秋楽 玉鷲ー嘉陽戦
そして輝が負けたことで他の4敗力士にも優勝の可能性が出てきた。玉鷲と嘉陽の4敗同士の対戦となり、勝った方が優勝決定巴戦に進出することになる。過去は1回だけ対戦があり、その時は嘉陽が勝っている。
相撲は嘉陽が両手を出して玉鷲の出足を止めると懐に入って押し込んだ。その後機を見て左へ体を開いての引き落としが奇麗に決まった。
勝った嘉陽は巴戦進出を決めた。当たった後押し込めたことが勝因である。また押し込めれば勝ち筋を多数持っており、前に出る相撲が取れるかが鍵を握る。最近は太り過ぎて体が動いていなかった印象もあるが、今場所は少しだけ体が絞れたように見え、体が良く動いている。太りやすい体質であり、場所中のダイエットが不可欠と言えそうだ。
負けた玉鷲は巴戦進出とはいかなかった。結果は仕方がないのだが、できればいつものように頭からぶつかって欲しかったところだ。相手の引き技を警戒したのだと思うが、本来の相撲が取れなかった点が少しだけ残念である。また巴戦に進出していれば、十両最高齢での優勝もあっただけに、記録という意味でも勝って欲しかったと勝手ながら思っている。それでも7場所ぶりの二桁勝利であり、来場所の幕内復帰を確実にしたのは凄いとしか言いようがない。
続く
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません