2026年9月場所を振り返って 優勝争い 14日目 安青錦ー霧島戦

 次は同じく3敗の安青錦が土俵に上がり、霧島戦だった。過去の対戦成績は5勝1敗で安青錦がリードしている。

 相撲は当たってから霧島が左を差すと安青錦が右上手を取り、焦点は霧島の右と安青錦の左の攻防になった。当然安青錦は深く差して下手を取りたい。一方霧島は左下手は許したくない。そしていつものように安青錦は頭を付けた低い体勢から左下手を取った。しかし霧島も左から安青錦の上体を起こし、左へ回り込みながら左下手を切った。その後5秒くらい動きが止まった後、安青錦が右上手投げで揺さぶった後で再度左下手を取ると同時に一気に前に出て寄り倒した。霧島は土俵際で逆転の左掬い投げを試みたものの体が割れず、そのまま体を預けられた。

 勝った安青錦は自分の相撲を取って3敗を守った。ただ霧島に粘られたのも事実であり、優勝した先場所ほどの勢いは感じなかった。それでも勝ったことに意味があるのは言うまでもない。

続く