2026年3月場所を振り返って 優勝争い 8日目まで 大の里休場と安青錦綱取り消滅

 前半戦から上位陣が相次いで敗れ、荒れに荒れた。大の里は初日から3連敗し、4日目から休場した。左肩を痛めたことが原因だが、先場所は踏ん張って千秋楽まで務めたので、その反動が出たのかもしれない。左肩の状態が慢性化しないことを祈るばかりである。そして綱取りだった安青錦は2日目に初黒星を喫すると7日目は熱海富士に敗れて4敗目となり、場所後の横綱昇進が消滅した。また自分の相撲は取っているものの、対戦相手が対策を練っており、攻略された印象が強い。ただここまでが順調すぎるくらいであり、壁にぶつかるのも悪くない。今度は安青錦が対策を講じる番である。そして琴櫻も4勝4敗であり、早々と優勝争いから脱落した。

 8日目終了時点で全勝はおらず1敗は関脇霧島と平幕の隆の勝、琴勝峰、豪ノ山の4人となった。また2敗で横綱豊昇龍、関脇高安と平幕の琴栄峰が追う展開となった。役力士は豊昇龍、霧島、高安の3人であり、一応は3人が中心のように見えた。ただ平幕力士も琴勝峰は幕内優勝経験者であり、隆の勝は度々優勝争いに絡んでいる。よって後半戦を見てみなければ分からない状況となった。

続く