安定感抜群! 狼雅 師匠の元大関・雅山に関して 大関昇進
2000年1月場所は新小結で12勝3敗の好成績を残すと翌3月場所は関脇で11勝4敗という成績だった。この時点で5月場所の成績次第では大関昇進の基準とされる「三役で3場所33勝」の可能性が出てきた。しかし当時の境川審判部長は「星の内容次第」と慎重な姿勢を見せた。その5月場所は11勝4敗とし、3場所合計の勝ち星を34として、場所後の理事会で大関昇進が決定する運びとなった。その後昇進が決定し、初土俵から所要12場所での大関昇進は当時の史上1位のスピード出世となった。
しかしこの大関昇進に関しては揉めに揉めたことを覚えている。大関昇進に関しては「満場一致での推挙」となるのが普通だが、30分の長時間審議の末の決定であり、私が知る限りにおいては雅山以外に記憶がない。
続く
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