大相撲

 次に2敗の錦木は3敗の伯桜鵬との対戦となった。ともに優勝に向けて大事な一番である。相撲は立ち合いから錦木が右差しを狙い、伯桜鵬は左おっつけで右差しを許さない。しかし錦木が左を差すと伯桜鵬の右突き落としに乗じて一気に寄った。しかし伯桜 ...

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 13日目。まずは2敗の北勝富士が土俵に上がり、遠藤と対戦した。取組の前に遠藤が対戦相手ということで私としては少し意外だった。単独ではないもののトップに立っており、役力士の若元春、豊昇龍と対戦した流れを見れば役力士にぶつけるという選択 ...

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 12日目。単独トップの錦木は新入幕の湘南乃海との割が組まれた。実績は勿論錦木の方が上だが湘南乃海は6場所連続勝ち越し中で勢いがある上に錦木より体が一回り大きい。私は湘南乃海が勝つ可能性もあると見ていた。相撲は互いに左四つが得意という ...

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 10日目。平幕の二人は1敗を守ったが豊昇龍は琴ノ若に敗れて2敗に後退した。繰り返しになるが豊昇龍は役力士との対戦を残しており、優勝に向けては少し厳しくなってきた。一方錦木は体の動きが良く、勢いが止まらない。また北勝富士は上位力士と対 ...

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 前半戦は一人横綱の照ノ富士が連敗し、4日目から休場した。また新大関霧島は場所直前に右肋骨骨挫傷で初日は休場し、4日目から出場するなど波乱の展開となった。そんな中で8日目終了時点では関脇豊昇龍と平幕の錦木と北勝富士の3人が1敗でトップ ...

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 2023年7月場所は関脇豊昇龍が12勝3敗という成績で初優勝を果たした。14日目終了時点では豊昇龍を含めトップが3人並んでいたが本割で新入幕の伯桜鵬との3敗対決を制すると優勝決定戦では平幕の北勝富士を押し出しで破り、優勝を決めた。ま ...

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 最後に7月場所は千秋楽は朝乃山に敗れ、9勝6敗という成績に終わった。来場所の大関獲りに関しては審判部の考え方一つだが、大関獲りがつながるにしてもハイレベルな成績が求められそうである。またテーピングは施していなかったものの、終盤は負け ...

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 そして今の荒汐親方を紹介したい。中国・内モンゴル自治区出身であり、現役時代は蒼国来の四股名で活躍した。最高位は東前頭2枚目。幕内は38場所務めた。取り口は右四つ・寄り・投げを得意としていた。立ち合いの当たりは強くなく、それが三役まで ...

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 師匠に関してはまずは先代の荒汐親方から紹介したい。新潟県出身で時津風部屋所属であり、元小結大豊である。三役までは上がったものの地味な力士であり、力士としての印象はあまり残っていないというのが正直なところである。引退後は年寄・荒汐を襲 ...

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 末っ子の若隆景は現在28歳であり、若元春より一つ年下である。最高位は東関脇であり、今場所の番付は西前頭12枚目だった。今年3月場所中に右膝を痛め、4月上旬に手術を受けたので休場中である。

 若隆景は3人の中で体が一番小さ ...