大相撲

 ヨーロッパ出身の大関はブルガリア出身の琴欧洲、エストニア出身の把瑠都、ジョージア出身の栃ノ心の3人がいる。そのうち把瑠都と栃ノ心は巨漢力士であり、琴欧洲は身長2メートル2センチの長身力士だった。いずれも体が大きく、大関昇進後は怪我に ...

大相撲

 注目しているのは出世の早さや身体能力の高さだけではない。新十両昇進時の記事で、兄弟子の安強羅(あごうら)は「とにかく真面目。一度決めたことは最後までやり抜く。一切手を抜かない。手を抜くくらいだったら、最初からやらない」と語っている。 ...

大相撲

 立ち合いの当たりの強化と増量が挙げられる。ただ年齢は20歳と若く、食事で体を大きくしながら稽古をしていけば自ずと力が付いてくるものと思われる。新十両の場所は体重負けする内容もあり、今年1月場所はどう対応するか個人的に注目していた。し ...

大相撲

 押し・右四つ・寄りを得意としているが、頭を付けての下からの攻めが持ち味である。また下からの攻めは三代目若乃花の取り口と非常によく似ている。前廻しを取る相撲もあり、対戦相手によって押し相撲と四つ相撲を使い分けている。体が大きくないので ...

大相撲

 強く印象に残ったのが2024年1月場所、序二段の優勝決定戦の千代大光戦である。当たってすぐに千代大光が左へ動いた。しかし低い重心から右を差し、左も廻しを取ると一気に寄り切った。圧勝の相撲内容だったが、一番光ったのが体を寄せるスピード ...

大相撲

 次の11月場所で序ノ口優勝を果たすと続く2024年1月場所で序二段優勝した。翌3月場所は三段目に上がったが、6連勝で迎えた7番相撲で敗れて初土俵以来の連勝は20で止まった。東幕下40枚目に昇進した5月場所は5連勝の後、6番相撲で幕下 ...

大相撲

 2025年2月23日に3月場所の新番付が発表されたが、安青錦が新入幕となった。初土俵から所要9場所での昇進は、年6場所制となった1958年以降で、常幸龍、尊富士と並ぶ1位タイのスピード出世となった(付出は除く)。また安治川部屋からは ...

大相撲

 今場所は東十両14枚目であり、十両3場所目となったが11勝4敗の好成績だった。4日目までは1勝3敗と黒星が先行した。しかし5日目はここまで全勝の若碇を一気に押し出して2勝目を挙げると勢いに乗り、白星を並べた。そして終盤になっても勢い ...

大相撲

 今場所は西十両13枚目だったが10勝5敗の好成績だった。3連勝スタートとなり、前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦は白星を並べると13日目終了時点では2敗の2人を星一つ差で追いかけた。しかし14日目は2敗のうちの一人の獅司との ...

大相撲

 今場所は東十両13枚目だったが9勝3敗3休という成績だった。4連勝スタートを切り、5日目は生田目に敗れて初黒星となったが翌日から連勝し、9日目に早々と勝ち越しを決めた。そして11日目は獅司との1敗対決となったが、寄り切りで敗れて2敗 ...