2022年1月場所を振り返って 優勝争い その2
13日目は3敗の琴ノ若は玉鷲戦だったが押し込むも土俵際で突き落とされ、負けたかに見えた。しかし行司はよく見ており、突き落とされる前に玉鷲の足が土俵を割っていた。いずれにしても3敗を守った。そして注目は御嶽海と阿炎の一番。優勝争いを大 ...
2022年1月場所を振り返って 優勝争い その1
2022年1月場所は関脇御嶽海が2019年9月場所以来となる3度目の優勝を果たした。成績は13勝2敗だった。また千秋楽に照ノ富士を破ったことで大関昇進の目安となる「三役での直近3場所で33勝」に到達した。これにより協会審判部は臨時理 ...
大鵬の遺伝子を持つ男 王鵬 今後に向けて
さて1月場所は7勝8敗で負け越した。10日目に7勝目を挙げたものの結局あと1勝が届かなかった。千秋楽の佐田の海戦は相手の右差しを左からおっつけたがおっつけきれず、引いたところを二本差され、そのまま寄り倒された。前半戦に体力を消耗し、 ...
大鵬の遺伝子を持つ男 王鵬 才能と課題
そして感心するのが張り手は一切見せないという点である。普通突き押しが得意な力士は間隔が開くと張り手を入れたりすることがよくあるが、王鵬は決まって押すことに徹している。まさに正々堂々とした相撲の取り口であり、相撲にポリシーを感じる。そ ...
大鵬の遺伝子を持つ男 王鵬 私が観た印象と相撲の取り口
新十両の場所は5勝10敗と負け越し、1場所で幕下に転落した。しかし翌3月場所は勝ち越し、1場所で十両に復帰した。そして5月場所は十両で初めて勝ち越しを達成した。その後は十両に定着。同年11月場所は東十両7枚目で11勝4敗の好成績を挙 ...
大鵬の遺伝子を持つ男 王鵬 来歴 新十両まで
2022年1月場所、若元春とともに王鵬が新入幕となった。父は元関脇貴闘力、そして祖父は第48代横綱・大鵬というサラブレッドである。それでは王鵬を紹介したい。
王鵬は東京都出身で大嶽部屋所属であり、年齢は21歳である。身 ...
次の大関候補は誰だ? 2022 最後に
さてここまで振り返ってきたが、他の力士も力差があるわけではなく、ちょっとしたことで台頭してくる可能性も十分ある。また若手力士が成長してくるのが一番だが隠岐の海、玉鷲、妙義龍などのベテランが頑張っており、一筋縄ではいかないというのが現 ...
次の大関候補は誰だ? 2022 阿炎
・阿炎
番付 西前頭6枚目
目標 2桁勝利
以前は小結を4場所務め、大関候補とも言われていたが、度重なる不祥事と新型コロナウイルス対応ガイドライン違反で出場停止処分を受け、幕下下位から出直しとなっ ...
次の大関候補は誰だ? 2022 豊昇龍
・豊昇龍
番付 東前頭6枚目
目標 勝ち越し
元横綱朝青龍のおいであり、年齢は22歳と若い。体重131キロの軽量力士だが身体能力が高く、足技も得意としている。大関候補と言うには少し早いかもしれない ...
次の大関候補は誰だ? 2022 逸ノ城
・逸ノ城
番付 西前頭2枚目
目標 勝ち越しての三役復帰
入門後すぐに頭角を現し、一気に関脇に昇進したが、あれから7年が経った。腰痛に苦しみ、十両に番付を下げたこともあったが去年は巻き返し、9月場 ...