大相撲

 師匠の境川親方は現役時代は両国の四股名で活躍し、最高位は小結だった。相撲は四つ相撲も取れたが、胴長短足を活かした突き・押しを得意としていた。そして千代の富士を三度にわたって破るなど「千代の富士キラー」ぶりを発揮した。また顔はお相撲さ ...

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 それでは所属する境川部屋を紹介したい。境川部屋は元小結・両国の当時の中立親方が二人の内弟子と一人の親方を連れ、1998年5月に出羽海部屋から分家独立して中立部屋を創設した。そして元両国の師匠である元横綱佐田の山の12代境川親方が定年 ...

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 相撲の取り口に関しては右四つの相撲を得意としているが、組み止めるのではなく、左前廻しを取って前に出るスタイルである。また前に出る相撲なので前廻し狙いではなく、押し相撲を取ることもある。前に出る圧力はあるが、右四つの相撲はまだまだ未完 ...

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 先述の通り2022年7月場所は東8枚目で10勝を挙げ、翌場所は新入幕となったが、成績だけを見れば幕内に上がれる星ではない。しかし番付を決めるのは審判部であり、人である。前に出る相撲が評価されての新入幕だったと私は思っている。 ...

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 さて私が観た印象だが、その存在に気付いたのは幕下上位の時である。才能というよりも気合を前面に出した相撲内容が忘れられない。そしてそれは今も同じである。幕下上位は十両を目前に控えた番付であり、足踏みする力士が多い。しかし平戸海は稽古量 ...

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 2021年11月場所は西13枚目での新十両となったが14日目に王鵬に敗れた際に右足を痛め、7勝7敗1休で場所を終えた。翌2022年1月場所は千秋楽に関取として初めての勝ち越しを決めた。その後同年7月場所は東十両8枚目で10勝5敗の好 ...

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 今私が幕内で一番期待している力士は平戸海である。年齢は23歳の若手力士であり、今では少なくなった中卒での叩き上げというのも魅力である。それでは平戸海を紹介したい。

 平戸海は長崎県平戸市出身で境川部屋所属であり、年齢は2 ...

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 今場所は東十両筆頭だったが13勝2敗の好成績だった。3連勝スタートも4日目は先場所は出場停止処分となり、十両に番付を下げた逸ノ城に上手投げで敗れて初黒星。しかし翌日からは再び白星を並べ、11日目で10勝目を挙げた。しかし翌日は二度目 ...

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 今場所は8勝7敗で勝ち越し、入幕三場所目で初の勝ち越しとなった。4連敗スタートとなり、前半戦は3勝5敗で折り返した。しかし後半戦は9日目から3連勝するなど巻き返し、千秋楽は碧山を引き落としで破り、嬉しい勝ち越しとなった。

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 今場所は新入幕で東前頭15枚目だったが9勝6敗で勝ち越した。4連勝スタートも5日目からは3連敗し、前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦は連勝、連敗があったが14日目に勝ち越しを決めた。千秋楽は一山本を二分以上の長い相撲の末に寄 ...